東北支部 震災復興支援バスツアー

バスツアー報告

東北支部では,11月5日(土)友の会会員,一般参加者,主催者側など計22名が参加し,第3回支部主催バスツアーを開催いたしました。
今回の目的は,東日本大震災で被災した地域をバスで巡り,全国各地からの支援によって復興していく被災地の状況を視察する。また,被災したバス事業所の現状を視察させて戴き,乗合自動車交通が地域においてどのような役割を担い,地域の復興に役立っているかを再確認しようとういうことです

東北支部主催 第3回バスツアー行程表
2011.11.05実施
   9:10 JR仙台駅前 貸切バス駐車場 発車
 9:4210:00宮城交通株式会社 仙台南営業所 見学
仙台南部道路 ≪経由≫ 仙台東部道路 ≪経由≫ 三陸道
11:1213:40 ミヤコーバス石巻営業所(石巻市) 見学
(途中,本格中華料理・揚子江で昼食タイム)
三陸道 ≪経由≫
14:4515:08使用車両の撮影会 (松島町営駐車場)
15:3016:15浦霞醸造元 佐浦(塩竈市) 見学・試飲
16:20 移動中の車内でオークション大会
17:00  仙台駅前 到着
 

 

使用した車両は,宮城交通株式会社仙台北営業所所属の高速車・日野セレガ  (仙台200 か・177号車)で,通常は高速バスとして,仙台〜福島線,仙台〜郡山・須賀川線で活躍しています。

今回のツアーでの特筆すべき2点をご報告いたします。
ミヤコーバス石巻営業所では,所長自ら震災発生当時の営業所の状況や車両の指定避難場所までの移動(2両水没),お客様,乗務員の安否確認(お客様,乗務員は全員無事)などを丁寧に説明して戴きました。中でも事務所内の大金庫が猛烈な揺れによって転倒したこと,新築して3日しか経過していない事務所1階部分の60〜70pまでもが津波の影響で浸水し,2階へと上る階段には,整理券発券機の赤いインクが付着したままで当時の惨状を物語っておりました。
またこの営業所内の駐車場には,グループ会社から無償譲渡された様々な仕様の車両たちが震災復興の後押しをすべく待機しておりました。

 

次の視察地へと向かう車窓からは,震災から8ヶ月が経過したにもかかわらず,巨大な重油タンクが中央分離帯をふさいでいる箇所や,火災によって焼け焦げたままの小学校の校舎がそのままに残っており,参加者からは溜め息や驚きの声があがっておりました。

浦霞醸造元『佐浦』のある塩竈市の本町(もとまち)商店街では,担当者から被害の状況を説明された後,お待ちかねの日本酒試飲タイムへ。津波の影響でこの辺りは,120p程浸水したが,今ではそのことは全く感じられなく,参加者は宮城の銘酒を堪能した様子でした。この商店街では他に,宮城を代表するスイーツを製造販売しているお店もあり,この商店街で手に手にお酒やスイーツを買い求めていきました。

今回のバスツアーでは一定程度の経済支援をすることができたと思いますが,被災地では完全復興へ向けて人的,経済的,物的な協力を必要としております。
今後も友の会の皆さんの絶大なご支援とご協力をお願いいたします。

集合写真
ツアー参加者集合写真

〔東北支部 岸柳 勝也〕

ツアーのしおりです。(PDFファイル)
ミヤコーバス石巻営業所の皆様宛の参加者からの寄せ書きです。(PDFファイル)