バス風景を行く [2]

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6 晩秋の箱根路

箱根登山バス

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箱根の秋を物語る仙石高原のススキ。その穂に囲まれた高原を散策できるのは、他にあまりない。
その傍らで、バス好きの方は通り行くバスにカメラを向けてみては。このススキに隠れて時折バスが姿を現す瞬間にシャッターを押すことになる。地元2社のほか、観光バスも頻繁にやってくる。
新宿から(小田急箱根高速バス)でも、小田原から(箱根登山バス)でも、仙石高原バス停下車目の前。(高橋)


<2006年12月掲載>

7 日本一の山、富士山。乙女峠より【新春特別掲載】

小田急箱根高速バス

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前回に続いてまたもや箱根だが、秋から冬にかけては空気も澄み渡りすがすがしい富士山が眺められる。
雪をかぶり始めた富士山の姿は、クレパスでお絵描きする時と同じ漫画チックで絵にもなり、秀悦。ここ乙女峠バス停は、新宿から高速バスで約二時間、御殿場駅から25分。オリジナル塗装の箱根施設めぐりバスもやってくる。(高橋)


<2007年2月掲載>

8 志賀高原、スキーバスに大忙し

長電バス

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わが国最大のスキー場を持つ志賀高原では、宿泊地とスキー場はもちろん、数多くあるスキー場間の移動の足として、朝も昼も長電バスが大活躍する。
長野市内は中型バス中心だが、ここ志賀高原は大型バスを総動員。
関西からも地の利は悪くなく、車内で関東との両方の発音が聞かれる。温泉地としても名高く、雪景色の露天風呂はまた格別だ。(高橋)


<2007年2月掲載>

9 山梨の春、「桃」

京王電鉄バスほか(中央高速バス)

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甲府盆地の春は、桜の開花より若干遅れ、桜よりも色の濃いピンクの花が、一面に咲き乱れる。中央道を走るバスの車窓も、桃の色で染まる。
新宿を出て約2時間、目的地を問わずその美しさを堪能できることもまた、中央高速バスの魅力の一つでもある。(高橋)


<2007年4月掲載>

10 北海道の牧場

北海道中央バス

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北海道、夏の景色で代表的なのが牛が草を食む牧場。特に道東では人口よりも牛の頭数の方が多い集落だってある。
バスは一瞬にして通り過ぎるため、気まぐれな牛たち相手のシャッターチャンスは、非常に難しい。写真は道央自動車道で、高速バスからもこのような景色が。
夏に訪れる多くの旅行者の目に触れる、素朴で忘れられない風景のヒトコマである。(高橋)


<2007年7月掲載>


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